静かに笑ってしまおう

30になった途端に関ジャニ∞に心つかまれたド新規エイターのブログ。エイトの事も、それ以外も。

俺節を観てきました

6/13(火)、「俺節」を観てきました。

以下、感想をつらつら書きます。ネタバレというほどのものになるとは思いませんが、うっかりなっても困るのでとりあえず断っておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までの私の安田君に対する感情は

・同学年

・私が関ジャニ∞を好きになった時に唯一「この人は誰だ…」と思っていた

・歌が上手い

・いろんなDVDとか観てても、キャラクターが様々でよく掴めない

・クリエイター気質なんだなぁ

などなど。こう言っては失礼だけれども、何でも出来るけど突出した何かがないなぁと思ってました。

ところがどっこい、舞台を観て

安田君、すごい!!すごい人だよ安田君!!!

 

いや…ホントにさ…私、彼の魅力に全く気付いてなかったよ。

演技も上手い。歌も上手い。ブレない。何より休憩含むとはいえ3時間30分の長丁場の中で、飽きさせない演技をするって並大抵の事じゃない。もちろん周りの役者さんの力や舞台全体の演出があってのことだというのも重々承知。にしても、すごい。

きっと安田君のファンの人はそんなことすっかりわかりきっていると思う。でも思った。安田君はもっと世間に演技や歌唱力を知られてもいい人だと思う。恥ずかしながらエイターの私が気付いてなかったから。お前だけだ、と言われそうだけども…。

 

ツイッターにも書いたけど、安田君の熱量を受け止めるのが精一杯だった。熱量を受け止めるためにものすごい集中したから、舞台が終わった後、言いようのない充実感、満足感でいっぱいだった。「私、この舞台観れて本当によかった。幸せだ。」と心の底から思った。

 

 

 

共演していたシャーロットさん。「マッサン」を観ていたので「エリーだ…!」と思いました。歌声キレイ。でもどうしても片言の日本語をしゃべる役だと「エリー」がちらつくのはしょうがないんだろうけど勿体ないなと思ってしまいました。いや、もちろん「テレサ」だったんだけどね。

 

福士誠治さん。いや…もうね…オキナワという役柄もあってなんだろうけど

カッコいいな、おい。

コージがもうダメだーってなってる時にギターを鳴らしながら登場した瞬間、

オキナワーーーー(ノД`)・゜・。!!

って泣いたからね、私。心の中でね。

 

六角精児さん。昔めちゃくちゃ「相棒」を熱心に観ていた身としては「生の米沢さん!」と思っていたんだけど、米沢感を全く出さないのはさすがだなと。役者さんだね。

社長役やってるの、ヅラのせいもあるかもしれないけど気付かなかったからね。最後の方で、「あ、六角さんだったんだ…」ってなった。

 

中村まことさんは、ゴスペラーズの舞台に出てらしたので存在は知っていたんだけど、実際に演技を観るのは初めてでした。

西岡徳馬さんもさすがの演技で場が締まるなと。

 

 

 

この数ヶ月、私生活でいろいろあったんだけども内容がちょこちょこリンクしている所があって(内容っていうか、心情とかセリフ)、特にテレサが言った「私、失敗したいんです」っていうところ、テレサの気持ちがすごくよくわかって自分も泣きそうになった。でも、テレサは「失敗」になるってことが最初からわかっていたってのが、切なかった。「失敗する」って思って恋なんか始めないじゃない。失敗だったかどうかってのは結果初めてわかるのであって、恋を始める時に「失敗するわー」なんて始めない。

そこにテレサの状況の重さっていうか悲しさがあると思うんだけど、それでもコージを愛することを決めたってのは…なんていうか…テレサ強いなと。

結果失敗しても、失敗するってのは無駄じゃないんだと改めてテレサに教えてもらいました。ありがとう、テレサ。無駄じゃないよね!!

 

 

私はコージやオキナワやテレサのようなすっごく強い熱量で物事に当たっているか、と自問自答した時に、絶対違うなと。熱量持たなきゃいけないなと思った。持たなきゃいけないっていうとちょっとまた違うけど、持ちたい。持っていきたい。

一生懸命ってしんどいけど、一生懸命やった分ってのはいずれ自分に返ってくると思う。

日々の暮らしの中で、どれだけ自分が一生懸命やれるか、熱量を持てるか。改めて思い直すことが出来る舞台だったと感じます。

観れてよかった。行けてよかった。いろんなことに感謝です。

 

蛇足だけど、最近クソみたいな男しか見てなかったもんで、コージとオキナワの真っ直ぐさがどうしようもなくカッコよく見えてしょうがなかったよ!!真っ直ぐって大事!

コージもオキナワも逃げてしまう時あったけど、最終的に逃げなかったもん。向き合ったもん。

 

私も逃げないで、真っ直ぐ向き合いたいと思った次第。

以上、「俺節」感想でした。